7月豪雨災害について
2018年07月17日
西日本を中心に降り続いた記録的な豪雨は、死者200名以上の犠牲者を出し、特に岡山県・広島県・愛媛県など主体に広範囲な未曽有の災害を発生させた。災害にあわれた皆様に心からのお見舞いと亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。またできるだけ早い復旧復興をお祈りいたします。
ここ最近の記録的な豪雨は、想定を超える雨量をもたらしている。これら異常気象をもたらす要因は、地球温暖化の影響ではないかとも言われている。本来であればこれらに対処する必要があり、そのためには全世界がまとまり、Co2削減等を含めた温暖化等に対する長期的対応策が必要と思われる。しかし統一された対応策は各国の利害が関係し、時間と困難を要する。日本としてはまずは、今まで以上の可能な限りの社会インフラに対する強靭化と災害時避難等のソフト対策の見直しが求められている。またその為にジオドクターとして我々が果たすべき役割が重要であることを痛感している次第です。