9月初めの自然災害について
2018年09月14日
7月初め西日本豪雨災害が発生し、その復旧復興に取組んでいる最中の2ヶ月後の9月初めに、台風21号の西日本上陸その2日後には北海道胆振東部地震が発生した。
台風21号による災害は、関空連絡橋へのタンカー衝突、高潮による滑走路水没で関空の機能はマヒした。北海道では道内初の最大震度7を記録し、その結果厚真町では広範囲にわたる斜面崩壊が至る所で発生し多くの犠牲者が出た。また道内電力需要の約半分を担う苫東厚真火力発電所が停止し、管内全域で停電するブラックアウトが発生した。まずは被災された方々、亡くなられ方にお悔やみ申し上げます。
本当に災害の多い日本列島であり、いつどこでも地震が発生する可能性があり、台風や豪雨が今まで以上の強さになることを肝に銘じ、国や個人が対策・対応する必要がある。
また関空のマヒや北海道の全域停電は、今後関係機関で原因究明がなされるが、一つのものに頼りきると、それが損傷を受けた場合、莫大な影響を被り、復旧に長時間かかることが確認された。事故が起きないよう予防対策は重要であるが、それとともにリスク回避のため代替え策も考えておくことが必要であることを感じた。