準備の大切さ
2016年08月03日
天皇陛下の心臓バイパス手術を執刀された心臓外科医の天野篤先生の「熱く生きる」を読んで、仕事(手術)に対する真摯な姿勢、医者としての矜持やその熱いミッションに感銘を受けた記憶があり、7月26日天野先生の講演会があったので参加してきました。その中で特に以下の言葉が心に残ったので紹介します。
「成功には準備(心がけ・備え)が必要であり、それをきちんとやっていれば、途中で何かあっても慌てず対応が可能である。失敗には判断ミスが存在する。むしろ小さな失敗はそれを見つけられれば大きな成功につながる。道を究めるには大局観が大切で時々忘れ物はないか振り返ってみる余裕が必要である。プロの仕事は早く、安く(無駄なく)、うまく(巧みに美しく)なければならない。」
まもなくメジャーリーグで通算3000千本安打を達成するイチロー選手は「しっかりと準備をしていないのに目標を語る資格はない」と言っています。彼は誰よりも早くグランドに来て、全体練習が始まる前に入念なストレッチをおこない練習や試合に備えるという。この準備をあたりまえのようにこなし習慣化していることが、大きな怪我をせず、大記録を達成し続ける秘訣と言われています。
超一流のお二人に共通しているのは、成功するには準備が重要と考え、それを確実に実行していることです。また仕事は「段取り八分、仕事二分」ともいいます。成果を達成するには常に準備が重要であることを肝に銘じて、今後も仕事に取り組まなければと痛感しました。
はじめまして
2016年07月05日
初めまして興亜開発の石川です。このたび会社のホームページを更新するにあたりブログを始めましたので、よろしくお願いします。
6月23、24日2日間にわたり、全社から技術者等が集まり、当社の第33回技術発表会が盛大に行われました。準備をされた実行委員の皆さん、そして論文をまとめ或いは発表した技術者の皆さん本当にご苦労さんでした。1984年に第1回技術発表会が開催され、その後市場環境が変わろうと、絶えることなく続けてきました。第1回の技術発表会の目的は「会社の中で各個が有している技術を全社に広め、その技術を会社の普遍的な技術とし、社内の技術力向上を図ることである」となっています。この目的は1/3世紀近く経過した今でも大きくは変わっていません。やはり「継続は力なりです」。色々なことを実行するにもこの言葉は大事だとあらためて思いました。ただし継続する内容及び方向性は問題ないか確認することも大切ですね。