本社・関東支店合同旅行会
2019年11月11日
令話元年11月10日(日)に本社と関東支店の合同旅行会を行いました。
目的地は埼玉県秩父市です。朝8時半に本社前に集合し,貸切バスで出発。
旅行会幹事は毎年部署による持ち回り制で,今年は土壌環境部の当番です。
さて,バスは首都高速・関越自動車道を乗り継ぎ途中の高坂S.A.にてトイレ休憩,11時過ぎに秩父市内の「ホテル美やま」にて美味しい昼食をいただきました。
昼食の後はお楽しみの「秩父酒づくりの森」にて見学とお酒の試飲を行いミニチュアの樽酒を記念に購入しました。試飲の域を超える酒豪も数多くいたことは否定できません。呑み足りない気持ちを後にして,次は秩父鉄道,三峰口駅~長瀞駅まで蒸気機関車での移動です。車窓からの煙の匂いが少年時代を蘇らせしばし懐かしさに浸りました。
長瀞駅に到着後は「日本地質学発祥の地」とも言われる「長瀞岩畳」での散策です。僅かに色付いた紅陽を鑑賞すると共にあちらこちらで地質技術者魂を刺激された面々が岩畳の地質や地形の成り立ちを熱く語り合うという何とも真面目な観光集団でした。
道路の渋滞を考えて16時前には帰路につきましたが,予想以上の渋滞に巻き込まれました。そこで帰り車内は走るカラオケボックスに変身し,のど自慢たちにより到着まで飽きることなく楽しく過ごすことができました。
土壌環境部の皆様,とても良い思い出になりました。ありがとうございました。
暑気払いと夏バテ対策
2019年08月09日
暑中お見舞申し上げます。
8月7日(水)に関東支店と本社合同の暑気払いを行いました。
今年は梅雨明けが遅く,開けると一気に梅雨寒から酷暑の連続で,現場作業や営業での外回りはさぞかし大変だろうと思います。どうか皆様無理をせずに適度に休憩を取りながら熱中症対策を行ってください。
あるサイトで夏バテ予防の4つのケアというのがありましたのでご紹介します。
まず1つ目は睡眠をしっかりと取ることが重要です。熱帯夜の場合はためらうことなくエアコンを有効利用しましょう。
2つ目は栄養補給です。特に肉,魚,卵などの動物性たんぱく質とビタミン,ミネラルが豊富な緑黄色野菜や果物を摂取するのが効果的です。
3つ目は室内温度について。温度設定はリモコンに頼らず温度計での管理が良いでしょう。暑がりの人に温度を合わせると低くなりすぎるので温度管理者を決めて扇風機を活用するもの有効です。
4つ目はランニング等の激しい運動は控えめにし,ウォーキングなどの有酸素運動がこの時期は良いそうです。そして無駄な飲み会はできるだけ断り,できるだけ早く帰宅してリラックスタイムを多く取り入れることが良いとのことです。
しかし,当日は大事な飲み会(暑気払い)ですので羽目を外さない程度にみんなで大いに食べて呑みました。また,総務部の企画で興亜開発に対する愛社精神度的なクイズもあり,5つのグループに分かれて大笑いしながらチャレンジし,素敵な景品も頂きました。
しばし仕事を忘れてこの暑い夏を乗り切るエネルギーチャージができたように思います。
戴き物の大変高価なお酒です。社員みんなでしっかりと堪能させていただきました。
社長就任ご挨拶
2019年06月18日
はじめまして。桑山正勝と申します。令和元年6月18日付で石川前社長よりバトンを引き継ぎ七代目社長に就任しました。今後はこのブログも引き継ぐこととなりましたので皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて,記念すべき令和元年は我々建設関連業にとってどのような年になるのでしょうか。近年は毎年のように地震や集中豪雨によって日本列島は多くの被害を受けています。昨年も6月の大阪北部地震,7月の西日本豪雨,9月には台風21号,そしてその数日後には北海道胆振東部地震など多くの災害がありました。
それらを受けて政府は昨年末に「防災・減災,国土強靭化のための3ヵ年緊急対策」として2020年度までの3カ年で約7兆円の予算計上を行い,重要インフラ等の機能維持に向けて調査・設計・施工が進められています。
当社も微力ながら少しでも社会貢献に寄与できるよう頑張りますので引き続きよろしくお願いします。
今後は不定期ですが,前社長に負けないようブログをアップしていきたいと思いますのでこちらの方も時々ご覧になってください。
コンビニの24時間営業に思う
2019年03月07日
先月からコンビニ本部とフランチャイズオーナーが「24時間営業」をめぐって対立している。報道によればオーナーが人手不足を理由に、深夜時間帯を休みにし、24時間営業を変更。本部から契約違反を理由に違約金を請求されたいう。今ではコンビニはどこでも24時間営業は当たり前となっている。しかし今働き方改革が進められ、少子化の問題や人手不足が全業種で問題になっている中でこのような営業形態が今後も持続するのか考えさせられる。コンビニの深夜時間帯の売上がどうなってるかはわからないが、本当に全国全てのコンビニの深夜営業が必用か、深夜にほとんどコンビニを利用したことのない私には?に思える。
私の世代の若い頃は、お正月の三が日はどの店も殆ど休みで4日からしか営業していなかった。今では元旦から殆どの店が営業しいつでも買い物可能で非常に便利になった。また殆どの商品がネット通販されており、在庫があれば時間帯により即日あるいは翌日配達してくれ、重い商品も自分の玄関先まで運んでくれる。1年前頃大手物流業者が人手不足と従業員確保のため、ネット通販業者の即日配達から撤退し、運送費の値上等も実施したことが話題となった。
各業界では人手不足に対応するためにICTやIOT、AIの活用やロボット・自動化の研究が積極的になされている。しかしこれらが確実に進んでも問題がすべて解決するのかはわからない。私たちの生活は非常に便利になり、いつどこにいてもなんでも可能となってきた。人は便利になるとそれが当たり前となり、それを失うのを嫌がり、他に便利なものがあればすぐ乗り換える自分がいる。人々の要求に答えるために様々な技術が開発されてきたが、今一度この便利さは本当に必要かゆっくり考えてみる機会となった。
首都圏外郭放水路見学会に参加して
2018年11月02日
地下神殿のニックネームで知られる「首都圏外郭放水路」の見学会に参加してきました。首都圏外郭放水路は、豪雨時に埼玉県東部の中川、倉松川、大落古利根川など中小河川の洪水を地下に取込み、地下50mを貫く延長6.3kmのトンネルを通して江戸川に流す、世界最大級の地下放水路です。平成5年に工事着手、13年近くの歳月を経て平成18年に完成し総工費は約2300億円。しかし平成14年の部分通水から110回(平成29年10月現在)の洪水調整実績があり、試験通水による治水効果は目覚ましく、中川・綾瀬川流域の洪水被害は大幅に軽減されているとのこと。
庄和排水機場内に地底探検ミュ-ジアム「龍Q館」があり、そこで予約した受付を行い、施設の説明や展示資料を見学。その後外に出てサッカ-グランド片隅の小さい小屋に入り、116段の階段を降りると地下神殿といわれる巨大な調圧水槽に到着。地下約22mの深度に作られた長さ177m、幅78m、高さ18mの巨大空間が広がる。また高さ18m幅、幅2m、500tの柱が59本あり、それが天井を支えるとともにこの地域は地下水位が高いため水槽の浮き上がりを防ぐ重しとなっているとのこと。構造物の大きさに、そしてこれらを構築した日本の土木技術力に圧倒されるばかりである。
今まで見学会は、土(月2回実施)・日・祝日は休みで、なかなか予約が取れなかったが、今年8月1日から民間の東武トップツアーズが企画運営し、毎日開催で、1日7回実施。それでも人気で昼過ぎの予約が取り難く、朝早いか午後遅い回がおすすめです。見学会には親子連れも多く、春日井市の小学校では授業で来ているとのこと。このように日本各地にあるインフラを積極的に公開し、その意義をもっとアピールし理解してもらう努力の大切さを感じた。また土木に興味を持ち、将来の土木技術者を目指す子供が増えれば幸いと思った。今各地でインフラツーリズムが行われているが、更に強化進めて欲しいと思いながら「龍Q館」を後にした。