AIを利用した磁気探査解析システムの特許申請を行いました
2020年03月19日
当社では,AI(人工知能)を利用した鉛直磁気探査解析システムを開発し,特許申請を行いました。
このシステムのAIには,当社独自で行った各種模擬爆弾を用いて様々な距離や方向での実測実験結果を学習させてあります。
従来は,鉛直磁気探査結果は得られた波形データを技術者が目で見て解析を行っていましたが,今回開発したシステムでは,得られた波形データをシステムに読み込み,解析範囲を指定すると,磁気量や離隔距離をAIで瞬時に算出するようになっています。
現状での正解率は7~8割ですが,今後現場でのデータを追加学習させることによりさらなる正解率の向上や,ソフトウェアの操作性を向上させる予定です。
実測距離とAI算出距離
操作画面例