詳細調査・地下水調査
Detail

詳細調査は、土壌汚染状況調査で土壌汚染が確認された場合(特定有害物質が基準値を超えて確認された場合)で、汚染の深さの確定が必要なときに実施する汚染の深度方向調査です。地下水調査は、地下水汚染の有無の確認が必要な時に実施します。汚染源の深さや、土質・地質、地下水位等により調査の方法が異なるため、これらの作業には、幅広い専門知識とノウハウを必要とします。
詳細調査・地下水調査の業務内容
第二種・第三種特定有害物質について、土壌汚染が確認された単位区画で深度方向の調査を行い。汚染深度を確認します。
第一種特定有害物質(VOC)について、VOCボーリング調査を実施していない土壌ガス検出区画で深度方向の調査を行い、汚染の有無及び汚染深度を確認します。
土壌溶出量基準超過の場合は地下水の分析も行います。土壌汚染対策法で要措置区域に指定される場合は、地下水汚染の有無により、指示措置が変わります。
詳細調査・地下水調査の特長
・環境調査用ボーリングマシン(エコマシン)
土質調査や地質調査などに用いられるロータリー式ボーリングマシンとは異なり、掘削する刃先に振動と回転を与えることで掘削水を用いずに土壌採取が可能です。このため、上層の汚染を下層に拡散させること(コンタミネーション)を防止できます。
掘削残土が少ないため、汚染土壌の保管や処理量が少量です。
掘削スピードが速く、マシンの移動も容易です。
20~30mまで掘削可能です。
詳細調査・地下水調査の方法
詳細調査・地下水調査の方法は以下の通りです。
ボーリングマシン、エコマシン等により深度方向の土壌等を採取し、特定有害物質の土壌溶出量、土壌含有量の分析を実施します。

詳細調査・地下水調査の流れ

詳細調査・地下水調査の納品・成果物
・詳細調査・地下水調査報告書
・対策提案
・電子納品、土壌汚染分布図の可視化にも対応しております。