さく井工事

Well Drilling

さく井工事は、対象となる地盤(土質)や地下水の状況、周辺環境を考慮して、適切な工法を選択することが重要です。
弊社では経験豊富な技術者が地盤調査から影響予測解析、工事までを一貫して実施しており、最適な工事計画をご提案いたします。そして最良の井戸をご提供いたしております。

さく井工事の方法

  • 井戸の掘削方法は主に以下の3種類です。

  • 01.ロータリー工法

    トリコンビットと言われる刃先と地上の機械をロッドで連結し、刃先に回転力を与えます。ビットを回転させることで地層を掘削・破砕しながら掘削します。

  • 02.パーカッション工法

    重量のある掘削ビットをワイヤーロープの先端に吊り下げ、ロープを上下移動させることにより地層を突き崩しながら掘削します。比較的軟らかい地層の掘削に用います。他の工法では掘削が困難な崩れやすい砂層や玉石層の掘削に用いることが多いです。

  • 03.エアハンマー工法

    圧縮空気により先端の掘削ビットをピストン駆動させ、打撃力により地地層を砕きながら掘削します。掘削と同時にケーシングを打ち込んでいくため、工期が短く安価となります。小規模な井戸や狭小地での掘削に適しています。また、掘削中に水量、水質の概要が把握できるため、試掘井戸の掘削に利用します。

さく井工事の特長

  • ・弊社では、地盤・地下水のエキスパートが現場管理を担当いたしますので、現場状況にスピーディーかつフレキシブルに対応し高品質なさく井工事をご提供いたします。

    ・工事完了後のメンテナンス等のアフターケアもご提供いたしております。

さく井工事の業務内容

  • ・事前調査

    地層構成、透水係数の把握、機材搬入路や仮設方法の検討。

  • ・仮設作業

    掘削位置にさく井機を設置します。必要に応じて、敷き鉄板や防音壁などを設置します。

  • ・掘削作業

    必要深度まで掘削を行います。

  • ・電気検層

    帯水層の深度を把握し、適切な位置にスクリーンを設置します。

  • ・ケーシング挿入

    帯水層位置にスクリーンが設置されるようにケーシングを挿入します。ケーシング挿入後は、掘削孔とケーシングの隙間に砂利を充填します。この砂利は、孔壁周辺の崩壊防止とフィルター材となります。

  • ・井戸洗浄

    掘削に仕様した泥水を排出します。洗浄方法は、ブラッシング、ベーリング、スワピング、エアージェッティング、薬品洗浄等があります。

  • ・水質検査

    目的に応じて必要な項目について水質検査を実施します。

  • ・仮設撤去

    さく井機械、仮設資機材を撤去します。

さく井工事の流れ

  • さく井工事は下記のような流れで実施いたします。

さく井工事の納品・成果物

  • ・作業報告書(事前調査や水質検査を実施した場合は、本報告書にその内容も記載致します。)

    ・電子納品、さく井工事結果の可視化等にも対応しております。