鉛直磁気探査(陸上)
鉛直磁気探査は、ボーリング孔にコイルを入れて磁気異常を検知することにより鉄類(爆弾、鉄管、矢板等)の有無や位置、形状、範囲等を調査いたします。
埋設深度が深く地表面の探査では検知出来ない場合や、埋設位置を正確に把握したい場合に有効な手法です。
弊社では、ボーリング孔の掘削から探査までを一貫して自社で行うことにより精度の高い調査結果をご提供いたしております。
鉛直磁気探査(陸上)の方法
- ボーリングにより探査孔を掘削します。
- コイル(センサ)をボーリング孔に挿入し、一定速度で移動させます。
- センサからの信号(磁気波形)を画面で確認しながら、コイル(センサ)を移動させます。
- 磁気異常が認められた深度では、複数回コイル(センサ)を移動させデータの再現性を確認します。
鉛直磁気探査(陸上)の特長
探査用のボーリング孔掘削時にも安全確認を行いなから作業をすることが重要です。
弊社では、1m掘進毎にコイル(センサ)を挿入し、周囲に埋設物がないことを確認しながら掘削をすすめており安全性の高い調査をご提供いたしております。
また、掘削中に磁気異常が認められた場合は、ボーリング孔をずらす等の措置を講じて、埋設物の探査を継続いたします。
鉛直磁気探査(陸上)の業務内容
- 事前調査(対象範囲、対象物等の把握)
- ボーリング孔の掘削
- 鉛直磁気探査の実施
- 解析(磁気異常波形を抽出し、対象物の位置・形状等を推定)
- 磁気が認められた箇所で必要に応じて詳細調査を実施
- 作業報告書の作成・提出
鉛直磁気探査(陸上)の流れ
鉛直磁気探査は以下の手順で実施いたします。
- コイル(センサ)の走査
ボーリング孔内にコイル(センサ)を祖乳し、ゆっくりと移動させます。
- 磁気異常波形の有無の確認
モニタを見ながら磁気異常波形の有無を確認します。
磁気異常波形が確認された場合は、再度その深度を走査します。
- 図面作成
埋設物の位置、形状を示した図面を作成します。
- 報告書作成
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