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STAFF INTERVIEW社員インタビュー

INTERVIEW .03

関東支店 試験センター 土質試験 M.Sさん(2020年度入社)

大学では橋梁などの構造力学を学ぶ。研究室の先生のすすめで、先輩も多く所属する興亜開発に新卒入社。現在は関東支店試験センターで地質調査技士として土質試験を担当。安全判断に欠かすことのできない重要なデータと日々向き合っている。

主な業務内容

  • 室内土質試験

  • 試験データ整理

  • 報告書作成

同僚も先輩も上司もみんな「いい人」。そんな「いい人がいい人でいられる」環境で、毎日のびのびと「土」と向き合っています。 同僚も先輩も上司もみんな「いい人」。そんな「いい人がいい人でいられる」環境で、毎日のびのびと「土」と向き合っています。

当初は調査会社というものをまったく知りませんでした。
しかし、その存在を知ってからは、調査会社に絞って就活を進めてきました。

自分の特性を考えてたどり着いたのが土質試験。
好きだからこそ長く続いている。

大学時代は土木系全般を学べる大学で、橋梁などの構造力学を学んでいました。幼いころから自然が好きで、環境問題などにも興味はあったものの当時は、「土が好き」ということを強く意識していたわけではないんです。高校時代に進路を決める際、興味があることや得意なことを並べてみて、文理選択、生物、物理と「できそうなこと」を徐々に絞り込んでいき、その結果たどり着いたのが土質系でした。自分の特性を考えて、といったところでしょうか。でも、そこから今に至るまで長く関わっている。研究室の先生が面白かったというのもありますが、やっぱり「土が好き」なんですよね。

北海道を出るなら興亜開発がいい。
「先輩もいるから安心できるんじゃない?」
先生のこのひとことが決め手になっています。

就職活動を始めたころは調査会社というものを知らず、ゼネコンやコンサル、市役所などへの就職を考えていました。しかしその存在を知ってからは「とても面白そうだ」と感じ、調査会社に絞って就職活動を行いました。ところが調査会社は本当に数が少ないんです。研究室の先生に相談したところ、興亜開発のことを教えてもらいました。待遇も環境も悪くなく、独身寮もある。そして何より「北海道を出るのであれば、大学の先輩も何人かいて安心できる興亜開発がいいんじゃない?」と。先生のこの言葉が決め手になりました。

最終的な判断には正確なデータが必要。
砂だと思っていた試料が粘土だったり、その逆の場合も少なくない。
だからこそ土を見極める知識や視点を持っていなければならない。

熟練のスキルがなければ難しい部分もある。
それでも先輩や同僚に助けてもらいながら
少しずつこなしていき、対応できるようになる。

調査現場によっては、試料採取が非常に困難な土もあります。採取してみると土がボロボロで試験ができないということもあります。その場合はきれいに成形してから試験をするんですが、それも熟練のスキルがないと難しい。土にもいろいろな性質があります。成形時にボロボロとヒビが入り、切ろうとすると崩れることもあるんです。土の性質ごとに異なる対応方法を覚えていくしかないんですね。だから周囲に助けてもらいながら、少しずつ数をこなしていく。その繰り返しです。その甲斐あって、いまはようやく対応できるようになったかなと実感しています。

目標は「お客様に頼られる技術者」になること。
上司や先輩を見て、そう感じています。

物理試験や力学試験、材料試験に配合試験。そういった試験結果を技術者やお客様に提出します。最終的な判断は技術者が行いますが、正確な判断には正確なデータが必要です。砂と粘土で異なる試験を行うのですが、砂だと思っていた試料が実は粘土だったり、その逆であることも少なくありません。土を見て「本当にその試験で大丈夫か?」という見極めが必要です。そのため正確なデータを得るための知識と広い視点を持っていなければならないのです。
先輩や上司を見ていると「お客様に頼られているなあ…」と感じることが多々あります。「試験法にはないけど、こういうことが知りたい」といった相談を受けることが多いのですが、それらをしっかり解決しています。そんな姿を見ていると「自分も頼りにされる技術者になりたい」と思うのです。

困りごとや不満が本当にない。
社員から出た意見で会社が変わることもある。
先輩も上司も頼もしい。だから悩みもすぐに解決します。

「力仕事が大変そう」など、
もっとハードな仕事だと思っていた。

入社前はもっとハードな仕事だと思っていました。例えば力仕事や残業が多い印象があったんです。実際、大変なときもありますが、みんながフォローしてくれるので助かっています。残業も意外と少なく、最近は勤務時間も短くなりました。強いてあげれば、会社として女性の意見が聴きたいと言われることがあるんですが、その回答に困るぐらい。それだけ困りごとや悩みがないんです。社員からの提案でセルフケア休暇も導入されました。いまは独身寮に入っていますが、家賃や水道費、光熱費も会社負担。だから給料をあまり使わなくてすみます。福利厚生がしっかりした環境で、本当にのびのびやっています。

実際に触れてみないとわからない。
ホームページや写真では伝わらないことがある。

土は実際に触れてみないとわからないことがあります。それはこの会社も同じ。ホームページを見れば、雰囲気や福利厚生、待遇などはなんとなくわかるでしょう。しかしもっと本質的な部分は入社してみなければわかりません。同僚、先輩、上司も話してみなければ、どんな人なのかはわからない。ここは入社して損をするような会社ではありません。社員みんなが「いい人」なんです。そして「いい人がいい人でいられる環境」があり、会社はそんな環境を整えようとしてくれる。仕事の割り振りもしっかりしているので、その環境が保たれているんだと思います。だからこそ、興味が少しでもあったらぜひ応募してください。一緒に働けるのを楽しみにしています。

ある1日のスケジュール

※現場によってスケジュールが異なる場合がございます。

興亜開発の好きなところを3つ教えてください?

福利厚生がしっかりしているところ、プライベートと仕事を分けられるところ、改善点を探し変わろうとしているところ。

やりがいを感じる瞬間は?

試験室の仕事はただこなしているだけではやりがいも責任も感じにくいかもしれませんが、私たちの試験データをもとに設計や施工が進んでいきます。各試験の適用範囲を理解することで必要な際はほかの試験の提案をして、正しいデータを提供し、お客様の知りたいことへと還元できたときなどはやりがいを感じます。

記憶に残る失敗談?

特にないです。基本的に違和感や気になることがあったときはすぐに先輩・上司に相談するので失敗する前に軌道修正します。相談しやすい環境も大きな要因だと思います。

入社後のギャップは?

入社前はもっとハードな仕事だと思っていました。実際、力仕事も多く体力や筋力が必要なのは事実ですが、基本的に室内にいるので重いものを運ぶ時などは周囲の人に協力してもらいます。仕事量についても個々の能力や持っている仕事量に合わせて配分されますし、みんななるべく定時で終了できるように仕事を進めています。

休日の過ごし方は?

何もない日はゆったり自宅で過ごすことも多いですが、好きなバンドのライブや旅行に出かけます。また、謎解きにもはまっていて自宅で解いたり、街歩きなどの周遊系も解きに出かけたりします。写真は名古屋・岡崎に遊びに行った時のもので、帰りの新幹線の待ち時間で食べたぴよりんのトーストセットです。以前から行ってみたかった期間限定ショップがもうすぐ終了してしまうと知って、翌朝出発の新幹線とホテルの予約だけをして、ほぼノープランで観光をしてきました。一泊二日でしたがちょうど岡崎城で謎解きイベントがあり、謎を解きながら岡崎公園内を歩いて周り、合間でグルメも楽しめました。普段は結構遊んでいることが多いですが、資格取得期間はその時間を勉強にシフトしてバランスを保っています。

上司からの一言
試験センター センター長 
T.Tさん (1992年度入社)

とても真面目で、業務内容への理解が早く、仕事も非常に早いですね。わからないことがあると必ず上司や同僚に質問したり、確認をとる。曖昧な部分を残さない。機転も利く。だから信頼して、業務を任せられる頼もしい存在です。持ち前の笑顔で、会社をいつも明るくしてくれていますし、将来は、土質試験分野のスペシャリストとして大いに活躍すると期待しています。この先、大変な時期や行き詰まることもあるかもしれない。そんな場面も力を合わせて乗り越えていきましょう。

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